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自分、無粋ですから

それを言っちゃあおしめえよ。

画面の背景を黒くすると(付録)

視認性と環境を考えた輝度調整

さて、もう黒背景にする是非や理論については昨日まででほぼ述べてしまったが、ある意味での本筋に話を戻して、LCDに限らずモニター全般の輝度調整について、現実的でオカルティックじゃない方法を示そうと思う。
普通の人が普通の家で調整する場合、CRT全盛の頃のセオリーに従えば、普段の画面を出した時の白が周辺の白と見た目にあまり変わらない程度まで落とすと、あまり目に負担をかけない設定になっていた。白ベゼルのLCDなら、それが基準。アイボリーなら少し高め。紙を基準にしても良いけど、上質紙は白過ぎるので気持ち控え目に補正する。どの数値にすれば良いという基準は全く無い。機種によって調整範囲が全く違うからだ。あくまでも周辺環境の明るさの白に合わせる。輝度だけでなく、コントラストでも調整する。
しかしCRT基準のこの方法では、特に元々のコントラストが低いLCDでは、暗部に判別が困難な部分が多くなると思う。だから、気持ち明るめの設定にするとうまく行く。とにかく、周囲に比べて画面がギラギラと明るい状態を避ければ良い。これがポイントだ。
ただ、それでもある程度暗部は無視すると割り切った方が良い。消費電力や目への影響を考えるならば、こういう調整方法が生きてくる。どうしてもと言うなら、コントラストを下げて輝度をちょっと上げると暗部が見える様になるが、これはこれで何だかなという画面になってしまうだろう。


薀蓄垂れたいだけで周囲からウザがられ"いい人"と呼ばれることもなく空気に近い人間は、以下にさらにポイントを多数付け加える。

  • 静止画だけでなく動画でも同様で、映画等の映像メンにこだわりのあるコンテンツでない時は、思い切って下げてしまえ。
  • 松下電器が、「部屋が暗いと視力が悪くなる」という文句の蛍光灯CMを展開しているが、部屋がガンガンに明るすぎるのも考え物。白い紙や壁紙を見て、眼がショボショボするなら、正直言ってその部屋はあなたには明るすぎる。色調を変えて緩和するなどした方が良い。
  • 視力が低い人は採光量も落ちているので、さらにちょっと上げ気味でないと辛いと思う。
  • 色温度は、また好みで変わると思う。色って人種でも感じ方の傾向が違うし、真面目に議論すると深い。ザックリ言うと、温度を上げると明るくは見えると思う。でも部屋の照明も考えないとなぁ。
  • 当然の冗長なる蛇足だが、グラフィック関係の仕事や趣味を行う人は、こんな理論の調整をしてはいけない。暗部の仕上がりが"これはひどい"ことになる。ツールを使って真面目に調整した方が良い。

さらに続きあり