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自分、無粋ですから

それを言っちゃあおしめえよ。

道路横断中の歩行者

ニューヨーク州のカール・クルーガー上院議員は、同氏の選挙区であるブルックリンでは9月以来、電子機器により注意散漫になっていた歩行者3人が車道に踏み出して死亡したとしている。うち1件では近くにいた人が「危ない」と叫んだが無駄だった。

クルーガー上院議員は2月7日に、道路を渡る際にBlackBerryや携帯ゲーム機などのガジェットの使用を禁止する法案を提出する。
法案提出に過ぎないのでこれでどうこうという話ではないが、注意力散漫はよろしくない。こと人は目に頼りがちだが、音も重要な判断要素である。音での判断を殺ぎ落としたのなら、より一層注意深い目視でそれを補わねばならない。
自分も、歩行者の時はフラッシュメモリプレイヤーを利用していることがある。携帯電話をいじりながら移動していることもある。でもその時は、普段よりも周囲に目を配っている。邪魔になりにくい位置を歩く様に選びもする。不審者に見えるかもしれないけどキョロキョロしまくりだ。さっき動きを確認した人の次の動きの予測信頼性が一定以下になるタイミングでまた見る。小難しく言えばそういうことになるが、要はだいたい1秒弱の間隔だ。
なお、エンジンの有無に関わらず車輌運転中はイヤホンはしない。そもそも四輪の場合はラジオすら高速道路巡航中や道路情報を得る時程度しかONにしないし、同乗者との会話すらあまりしない様にして、窓をエアコンの妨げにならない程度に微オープンにして外の音を取り入れる様にしている。(最近の国産車や高級車は密閉性が高いので、緊急車輌の音すらよく聞こえないことがある。巷の車が、救急車輌やマフラー改造車への反応すらやたら鈍いのは、当人だけのせいとは言えない。)
また、バイクの場合のみ、インコム無線やFMトランスミッタ(音楽やラジオを聴いている訳ではない)を使う時は、耳掛け式小型ヘッドホンを改造した物をヘルメット内に仕込んでいる(片耳はNG。注意力が一方の耳だけに傾いてしまうので、外からの音の判断を狂わせる)。
何もここまで偏執的にストイックである必要は無いが、こういった外からの音を積極的に取り入れることをしないのであれば、それだけ視覚や触覚のウェイトを上げておかないと、とっさの時に困ることになる。ノイズキャンセリングヘッドホンを使ったとすれば、周囲の音は全く何も聞こえていない状態に近い。突発的な事象に驚いて必要以上に反応してしまうのも、たいてい周囲の状況がよく分かってないからだ。
いずれにしても、到底法律で縛らないといけない様な次元の話ではない。

追記(2009.2.9 10:00)

おとなり日記からうろうろして見つけたんだけど、法案提出しようとしている議員は、こういう物言いで食ってきた人みたい。正確に翻訳しきれないので微妙だが、強硬な(法の支配史上主義の意味での)右派?