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自分、無粋ですから

それを言っちゃあおしめえよ。

効率の良い情報収集(2)

IT

UIをどうするか

で、閲覧性の高いユーザーインターフェイスは何だ?という話になるんだけど、ユーザーインターフェイスには「見せ方」と「操作性」の2点の論点がある。

ぼくがwindowsのパソコン…というか、マルチウィンドウのパソコンを使っていて、いちばん気にするところは「視線の移動だけで変化(新着)の概要が得られるか」だよ。

(中略)

でもバルーンとか流れるティッカーはだめ。超だめ。あれっと思った時には、もう情報が視界から消えているし、なにより目障りだから。

リアルタイムなプッシュ型情報の収集の場合、ある程度は画面内に敷き詰められていた方がいいという話。あまりにも綺麗に整理整頓されていて殺風景な机よりも、自分の把握出来る範囲である程度他人から見ると散らかっている机の方が、精神的な所は別にして物理的には作業効率がいいのと同様に、引っ張り出してこないと活用出来ないものは、そのワンクッションの行動が面倒だし忘れがちになる点でどうしても優先順位が落ちるので情報収集しにくい。
また、目立たせ方も加減しないと鬱陶しいのも全くその通り。あくまでも情報収集行動の主導権は自分に持たせるために、プッシュでありながらプルっぽい特性を持たせるというアプローチが、使用者は基本的に静止したままだけど能動的にそれを動かしてもいるパソコンのディスプレイ表示にはよく似合う。
さらに、これへのトラバ先にもう少し踏み込んだエントリーがあった。

webサイトの標準的なデザインがある程度成立してきているように思うけれど、同じようにデスクトップのデザインにも、アプリケーション、ツールの用途に合わせた最適なウィンドウのサイズ、配置位置という共通理解がある程度成立するはず。

考えている解決のアプローチにはちょっと差があるけど、似たようなことは考えている。肝は、省力化。関係する思っている事を無秩序に書きなぐることにする。

なるべく1つのデバイスに動作を集約する

複数のデバイスを使うとズボラな操作ができなくなるので、面倒臭さが増えることになる。だから1つに集約しようとするアプローチ。うちの場合マウスである。マウスジェスチャー教の敬虔な…というより狂ってる信者なので、よく使う動作に関してはかなりマウスジェスチャーを割り振ってある。

「頁」の概念を破壊する

頁をめくる = 裏に隠れている物を引っ張り出す行為なので、そういうのをやめる。が、完全にフラットな状態にすると見通しが悪くなるので、それを強くは求めていない。正確には「頁をめくる動作を高速かつ簡単にする」か。これは画面の切り替えや再描画、マウスボタンのクリックを否定することでもある。裏にあっても、すぐ後ろに隠れているだけでいつでも簡単に引っ張り出せるなら問題ない。だが、その簡単というのは「ポインタを動かしてボタンをクリックして画面の切り替えを待つ」のがイヤという、ちょっとむちゃくちゃなレベル。

ブラウザについてほしい機能

あったら申し訳ないんだけど、ありそうで存在しないのが画面分割機能。テキストエディタで同じテキストの違う部分を表示したり、MDIとは違う意味で別のテキストファイルを1つのウィンドウ内に収める機能を持っている物があるけど、あぁいうのがブラウザに無い。動的なサイトが増えて1ページ当たりの情報が薄まったり、1ページ内にリンクやら何やらを冗長でもガンガン盛り込んでしまう手法が主流となっているとは言え、自由な位置で分割したくなることは少なくない。

具体的な例

ウインドウめくり

画面が狭いと重なるし、画面が広いとポインタの移動距離が長いしで(タスクバーは画面端に配置するのが普通で、作業領域からは遠いし)、GUIらしいと言えばそうだけど、実は鬱陶しくないか?というのがこの動作。
ある程度選択の主導権を握っておきたいので、綺麗に整列してくれる機能よりも、とっとと選択させてくれる機能がほしい。地味で小粒ながらうちのこのニーズを適当に満たしているのが「TaskList」。コンテキストメニューでウィンドウのリストを出す。これをマウスの左右ボタンの押し順だけで表示させる様にしている。
[Alt]+[Tab]でええやんとか言われそうだが、キーボードに手を伸ばすのも、希望するアイコンまで{Tab}を複数回押さなければいけないのも面倒臭い(笑)。このWindows標準機能のリストの操作性は、あくまでキーボードショートカット操作の一環になっていて他とGUI操作とは異なっている所は、ちょっと間違ってるんじゃないの?と思っている。

大量のページを高速に閲覧するブラウザ

コンセプトとして実現させているのはこれしかない。「ListLeaf」。リスト表示させることに特化し過ぎている為、操作や画面デザインに癖が強く広い応用が効かない欠点を持つのだが(IEコンポーネント専用なのも欠点か)、他も見習うべきと考えているのはその強力なリスト化能力と、ホイール回転だけでガンガンページをめくっていく即応性の高い操作性である。
検索結果やRSS専用ではなく、任意のページのリンク先をリスト化することも可能。これを左ペインに溜め込んで、ペイン上でホイールを回せば次々とページが切り替わる。あまりに切り替えが早過ぎるので回線速度もレンダリング用のマシンパワーも派手に喰い散らかすし、先読みやちょい見を繰り返すと相手サーバーへのトラフィックの傾向が従来とは全く違う物になってしまうので、多方面にアナーキーな存在と化すことは避けられないのだが、先に述べた頁の概念をいい感じに破壊してくれる。
古い話をするが、この即応性はいわゆるパソコン通信のオフ書きツールを思い出させる。マウスはなかったが、カーソルキーの移動で書き込みを次々に表示させていたはずだ。リターンキーを押してからの反応も早かった。GUIメインになってから今日まで、即応性という面ではやっと追い着く兆しが見えてきた程度でしかない。
だいたい私は、タブインターフェイスにもそれほど満足していない。大抵のタブブタウザの場合、タブをホイール回転で切り替えられるけど、

  • 横方向にタブを並べると視認性に劣る(人間の目の特性)
  • 上下どちらかのタブ配置だと、ポインタを縦移動させねばならない(手の動きは左右の方が楽。だからホイールができた。逆に左右のホイールが流行しないのは、指は左右に動かし難いから。)
  • タブは横に細長く置かれるのが普通だが、フォーカスを合わせようとするにはちょっと狭い。クリックだといいんだけど、ホイール回転だとそれを感じる。もう少し正方形なアイコンで…となると横長のPCの画面では縦にあまり長く取られると狭くなるのでNG。(発想を変えてピボット回転させて縦長画面にすると使いやすくなったりするんだけど、それはまた別の話)
  • だいたいタブの上下回転で左右に並ぶ物を切り替えるって、操作と結果が合ってない。(日本人は左上から書く言語を使うし、オブジェクトはほとんど左から順に並んでいるから、左が上、右が下、というイメージは一般的にあるだろうけど。)

イチャモンみたいだが、ペインとして左右のどちらかに縦方向のリストで並べてくれる方がしっくりくる。そもそも、みんなそう思ってるから多くのサイトデザインが横書き文字情報が縦向きにリスト表示される2〜3カラム構成に収束しつつある訳で。そのメニューのカラムをListLeafに吸収してしまいたい。いや、そんなレベルではなく、サムネイルやリストからのあらゆる物の表示が、ListLeafの様な操作性と反応速度になってほしい。文章も絵も音も動画も。このぐらいのことを現代のOSレベルでやるべき改革だよ。マウスジェスチャーに関しては見た目と直結しないために学習が必要な操作であるため、これからも長期に渡ってマニアックな機能のままになると思うけど、ホイールはWindowsにおいてはいい加減老若男女誰でも使える程一般的になったし、スクロール以外の機能を持たせてもいいと思う。何でもプレビューさせたら危険なプログラムの温床になるのはそうだけど、セキュリティ設定を分割したりしてのやり様はあると思う。ちなみにListLeafの場合は、標準ではスクリプト関係が動かない様になっている。