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自分、無粋ですから

それを言っちゃあおしめえよ。

Winny作成高裁で無罪

時間が作った結果

弁護というか擁護側のマーケティング勝ちだな。包丁の喩えが多少無理筋でも身近な物で論法が比較的キャッチーだったし、時間が経ってじわじわ広まって行くことで、比較的高齢向けの報道でもほぼ正当判決一色という感じ。
適切に喩えるなら、ソフトウェアは包丁じゃなくて刃物一般だと思うけどね。その中で、winnyなどは「(殺人に適した形状をした)包丁」なんだけど、そうであっても確かにその製造を規制していない。法律がないんだから裁けない。
裁くとすれば、そのポイントは製造の意図である。でも、「ちょっとまちなー」でも著作物の不適切な流通のためにwinmxの後継を作りますよとは直接言っていないし、「既存の著作権をぶっこわす」でもそのためにwinnyを作りましたとは直接言っていないので、結局「winnyを何のために作ったのか?」という点について、表向き誰も触れない様になったのが検察側の最大の敗因である。
普通に考えたら猛烈に不適切発言繰り返してるんだけど、マスコミは疎いのでピンとこないし叩くメリットも今ひとつわからないのでやらないし、ネット住民はp2pでいろいろできた方が嬉しい人と技術者が多いのでそこを突く人がマジョリティにはならないわ(著作物の作り手だって以下略(うわー))で、時間掛ければ掛けるほど金子氏側有利だったと。

これからのネットと著作物の関係

まあ、今は動画サイトやインターネットラジオもあるし…次は電子書籍?最近、コミックや同人誌も侵食されてきて、ちょっと青ざめてるみたいだよ(他人事みたいな物言いだが(笑))。
こうして、すっかり日常溶け込んでしまった以上、インフラだってところもあるし、何もかも自動車と道路と道交法・車両運送法みたいな運用にするしかないんじゃないだろうか。その中で、ソフトウェア以外のメディア系著作物を作る人の扱いは、道路をボランティアで掃き掃除する人とか、痛車デコカーまたは珍しい車に趣味で乗っている人ぐらいになるんだろう。