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自分、無粋ですから

それを言っちゃあおしめえよ。

なぜ警察庁はどうしようもない高齢運転者標識の代替案を出すに至ったのか?

交通

枯れ葉マークもといもみじマークのデザイン代替案がひどすぎる件について

原則論の話だが、何らかの意味を示す標示は、一定の視認性が求められる。それは、"目立つ"ことも大事だが、パッと見で能が認識しやすいかどうかも重要である。そのためには
・使う色の種類が少ないこと
・単純な形状であること
・周囲との形状や色のコントラストが十分にあること
・同じ系統の標示は判別に支障がない程度に、共通点があること
という様な要素が求められる。
こと、交通関係の標示は"人命尊重のため"というのもあるにはあるが、各交通が移動という別のタスクを行いながら、かつすばやい認知と判断が必要なので、特に他の標示に比べてより重い配慮が求められる。
この原則に立って代替案を見ると、全てどうしようもないことが分かる。

謎のリング

まず由来がバカバカしいことはさておいて、遠目に見て全く目立たないことがわかる。線が細いのでコントラスト(というか解像感というほうが近い?)が低くなり、色数も多すぎる。また形状がただの円なので、安定しすぎていて認知しづらい。
改善案として、かなり大きいマークにすればいけるかもしれないが、基本的に門前払いレベル。

手らしい何か

色数が少なめで外と円のコントラストもわりとあるが、最大の問題は全体のシルエットが初心者マークと離れすぎていること。前述の四つ目の項目に引っかかる。慣れればOKタイプと言えそうだが、若干複雑な形状もいただけない。
そもそもデザインとしてはあまり美しくもない。

四葉

まんべんなくよさそうに見えて、全ての項目にまんべんなくひっかかるので、総合的にだめですねという代物。特に、枠の白を含めて 5色はやはり多すぎる。
一つ一つの減点が少ない所にだまされてはいけない。

赤い鳥

これは逆に色数が少なすぎて初心者マークとの差異が大きすぎる案。静止状態で使うアイコンやマークとしてはまあまあ優れたデザインではあるが、交通標示向けとしては NG。赤と黒で構成されているのも、色覚異常への配慮としてだめ。


まあ、元のでいいじゃない、ってことで。
個人的には、障害者用車両標示の青い四葉のクローバーマークですら、あまりよくないと思っているぐらいなんだけど、まああれは動いている最中に見て何か判断する必要が少ないので、あれでもいい。