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自分、無粋ですから

それを言っちゃあおしめえよ。

福島原発というひどい遺産を残した日本人

無粋 社会

私も地震当日から当然の様にほぼ同じ様に考えているけど、「気持ちの問題」がここまで全てを支配するとは、正直予想を超えていた。「民衆というものの認識をまだ少し下方修正しないといけないな」というのが、今回の地震の私の教訓ですらある。
菅総理の発言だってまさに民衆の代弁だし、無関心は組織票に賛成と同じなのも言い飽きたし(これも責任回避のために超論法で否定するのを見かける様になったけど、実質的な結果はどれだけ否定しても変わらない訳で)、デメリットの可能性を排除して推進するのと反対するのとは理論的には同じなのだが、結局大きな流れに乗った方が正しいから…という。やっぱり結局そこに行き着くんだなと。


ところで、大規模発電とスマートグリットは、集中と分散の考え方の一つにすぎないので、同じ様に論点はシンプルです。元々あらゆる分野において、これしか大枠で考えることはありません。

集中

  • おおむね中・長期的な運用コストは下がります。技術開発や人材の投入、物資の運送がシンプルになるからです。
  • トラブル時のリスクは大きくなります。代替が少なく一箇所の役割が大きいからです。

分散

  • 各個にかかるコストが上がります。短期的に全体のコストは下がって見えますが、ミクロなコスト(金銭だけではなく、責任などの目に見えない物の分散も発生するので)が大量に発生してマクロでは結果的に増えている状態に陥りやすくなります。
  • トラブルで総崩れにはなりにくくなって、全体のリスクが小さくなります。一部がだめになっても他でカバーできるからです。実は、一つ目の項目も問題箇所だけをパージすればいいという考え方がよく採用されます。(ちなみに、これを管理するコストは上がります)

前者は、大きな保険が他にいるかもしれません。
後者は全体に対する保険を個がカバーすることで内包していると言えます(つまり個別リスクは各個に帰属します)。
サーバの運用、大きな政府小さな政府、完全子会社または部署制or外注・派遣制、などなど皆同じですね。
私はスマートグリットに関しては、とりあえず補助金ぶちこまない範囲で第三セクターを立てた上での特区をとりあえずポツポツ置くのがいいと思いますが、まあ無理ですね。70年代ならできたけど今は無理。じゃあどうするか?いやもう各自が適当にやる以外何もかも無理でしょ…。